少し過去に遡りますが、
~International awareness week 国際理解週間~
Ireland(アイルランド)の様子をお伝えします。
10月4~8日の週は、
今年度、第2回目の…
~International awareness week 国際理解週間~
Ireland(アイルランド)
でした。
アイルランドは、フィリップ先生の故郷です。
1週間を通して、アイルランドの伝承に登場するLeprechaun(レプラコーン)の製作を行いました。
手形スタンプのLeprechaun(レプラコーン)です。
Leprechaun(レプラコーン)は、アイルランドの伝説の妖精です。
帽子をかぶった小さな靴屋の老人で、この妖精を捕まえると隠された宝物の在りかを教えてくれると言われています。
グリム童話の『こびとのくつや』に登場する妖精は、このレプラコーンとも言われているそうです。
グリム童話の作家、グリム兄弟は、ドイツ人ですが、ヨーロッパの国々の伝承には、よく妖精や小人が出て来ますね。
日本で言えば、妖怪のような感じでしょうか?
また、アイルランドの国旗の色塗りも行いました。
アイルランドの国旗をさかさまにすると、まったく違う国になります。
ご存知でしたか?
ちなみに、アイルランドの国旗は…
左が緑、右がオレンジです。
そして、アイルランドの国旗を上下ひっくり返して、
左がオレンジ、右が緑にすると…
こちら↓の国旗は…
西アフリカのコートジボアールの国旗です。
Cote de Ivoire は、フランス語で、象牙海岸という意味です。
国旗の上下、向きは間違えないようにしないといけませんね。
そして、8日(金)は、フィリップ先生によるアイルランドのプレゼンテーションでした。
アイルランドの地理のタペストリーを見せてくれました。
地球儀を見ながら、みんなに質問です。
さて、アイルランドはどこにあるでしょう?
みんなとても積極的に手を挙げています。
みんな大正解!!
よく知っていますね!
Ireland アイルランドは、United Kingdom イギリスの隣、左側に位置する島です。
次は、
「Geography Kids – IRELAND!」を見ながら、アイルランドのことを勉強しました。
Geography Kids – IRELAND! は、子ども達がアイルランドの地理について教えてくれます。
アイルランドの首都は、「Dublin ダブリン」です。
ちょっと余談ですが…
『ONCE ダブリンの街角で』の映画はご存知ですか?
映画はアカデミー賞受賞!
ブロードウェイミュージカルにもなり、トニー賞受賞!
映画、ミュージカル大好きな私は、これを見て、アイルランドの魅力にはまり、ダブリンに行きたくなりました。
残念ながらミュージカルは、来日してないので、YouTubeで部分的に鑑賞のみです。
アイルランドは、まだ、行ったことありませんが、いつか行きたいです。
ロンドンからダブリンまで飛行機で、約1時間半くらいだそうです。
さて、話が脱線してしまいました。
Geography Kids – IRELAND! に戻ります。
アイルランドの公用語は、アイルランド語とも呼ばれている「Gaelic ゲール語」と英語です。
Gaelic ゲール語(アイルランド語)は、ケルト人(Celt, Kelt)の言語のひとつで、昔の言語です。
今は、ほとんど英語が話されており、、ゲール語は一部分のゲール語保護地域のみで話されています。
そして、アイルランドの国技は、”ボクシング”です。
詳しくは、「アイルランドのスポーツ」(Wikipedia) をご覧ください。
アイルランドは、North Atlantic Ocean(北大西洋)の島です。
次は、
女の子が、「Irish Washerwoman(アイルランドの洗濯女)」というアイルランド民謡をヴァイオリンで弾いています。
「Irish Washerwoman」は、17世紀から伝わるアイルランド民謡、jig(ジグ)です。
ジグ(jig)とは、アイルランドやイギリスに伝わる伝統的な舞曲、ダンスミュージックです。
フィドル、ヴァイオリン、ギター、バグパイプなどでメロディのみが演奏される音楽です。
Irish Washerwoman >>> ←こちらが、Irish Washerwoman の曲です。
軽快で楽しい音楽ですね♪踊りたくなりますね。
次は、
Blarney(ブラーニー)という町にある「Blarney Stone and Blarney Castle」について話しています。
Blarney Castle(ブラーニー城)にあるBlarney Stone(ブラーニーストーン)にキスをすると雄弁になれる、または、お世辞や説得力が身に付くという伝説があるそうです。
Blarney Castle です。
Geography Kids – IRELAND! では、男の子が、お話しが上手になれると説明していますね。
ママに普通にお菓子をねだっても、「No!」と言われてしまいますが、ちょっと言い方を変えて、紳士風に気取って、”Confection”(お菓子) なんて使ってみたら、お菓子がすんなり頂けましたね。
面白い例えですね。
次は、
limerick(リメリック)です。
limerick(リメリック)は、滑稽五行詩と呼ばれる詩で、ウィットに富んだものやユーモラスなものが多く、時には、笑いを狙って、Black joke 的なものもあります。
limerick(リメリック)という名前の起源ははっきりとはしていないそうですが、アイルランドのLimerick(リムリック)のという都市の名前から由来していると言われています。
女の子が自作のlimerick(リメリック)を朗読しています。
最初の詩は…
なかなかBlack joke な感じで、ユーモアたっぷり、面白いですね。
次は、
Leprechaun レプラコーンについて説明しています。
Leprechaun レプラコーンは、小さな男のような妖精で、靴修理屋です。
Leprechaun レプラコーンは、虹の終わりの金貨が入った壺の中に隠れているという伝説があります。
もし、Leprechaun レプラコーンを捕まえることが出来たら、その金貨が入った壺がもらえると言われています。
次は、
アイルランドの伝統舞踊、 Irish dance アイリッシュダンスを紹介しています。
アイリッシュダンスの特徴は、上半身は動かさず、足のステップだけで踊るダンスですね。
16世紀(1501~1600年)、イギリスに占領、植民地化が進行した時、ゲール語を禁止され、さらに踊る事も禁止されたので、窓を通して外から見られても踊っていることが分からないよう、上半身を動かさず下半身でリズムを刻むダンスが誕生したとのことです。また、アイルランドの伝統音楽にも密接に関わり、発展していったダンスだそうです。
アイリッシュダンスは、「Riverdance」というパフォーマンスが有名ですね。
本来のアイリッシュダンスは、「Riverdance」のように横1列に並んで踊るのではないそうです。
この後は、ハーリング(Hurling)というアイルランドの伝統的なスポーツ競技に使われるスティックとボールを見せてくれました。
ハーリング(Hurling)は、ケルト族の神話に起源を持つそうです。
次は、
アイルランドを象徴するような土産物を紹介してくれました。
「ぼく、これがいい!!」「わたし、これがほしい!!」
みんな大興奮!大騒ぎ!!
珍しいもの、面白いものたくさんで、触ってみたり、身に着けて見たりで、とても楽しそうでした。
Leprechaun レプラコーンの帽子ですね。
アイルランド ウィークなので、子ども達もアイルランドに因んだ洋服や色を身に着けて登園しました。
アイルランドを象徴する色は、緑ですね。
緑は、アイルランドのシンボルカラーです。
なぜ、緑なのかというと、
アイルランドは、美しく緑豊かな島なので「エメラルドの島」と呼ばれています。
また、宣教師パトリックが「*三位一体 the Trinity」の教えを広める際に使った Shamrock シャムロック(三つ葉のクローバー)から来ていると言われています。
3月17日の「St. Patrick’s Day セント・パトリックス・デー(聖パトリックの祝日)」では、Shamrock シャムロックの飾りを身に付けたり、緑色の衣装を身に着けてお祝いしますね。
St. Patrick’s Day は、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日です。
カトリックの祭日です。
*三位一体(さんみいったい)= the Trinityとは、キリスト教で、父(神)と子(キリスト)と聖霊は、一つの神が三つの姿となって現れたものであるという考え方です。三つのものが、一つのものの三つの側面であること。三つの別々のものが緊密に結びつくこと。また、三者が心を合わせて一つになることを言います。
最後は、みんなで記念写真!!
アイルランドについて、とても楽しく学ぶことが出来ました。
次回は、Hungary (ハンガリー)です。
お楽しみに♡
今年度最初の~International awareness week 国際理解週間~は…
① Japan~International awareness week 国際理解週間~日本
でした。
Hungary~International awareness week 国際理解週間~ハンガリー
England~International awareness week 国際理解週間~イギリス
こちらもぜひご覧ください。