【東京都ホームページより】
2022年6月29日、育休取得応援サミットが開催され、育児休業の愛称を「育業(いくぎょう)」と決めたことを発表しました。「育休」は仕事を休むというイメージがあり取得しにくいという声があることから、都は育休に代わる愛称を募集していました。応募総数8,825件から「育業」が選ばれました。
小池知事は「育休は決して『休み』ではない。育児は未来を担う子供を育てる、大切で尊い仕事。『すみません、育休とらせてください』と謝るのではなく『育業中です』と胸を張って言える社会にしていきたい」と話しました。
(下の画像クリックで東京都のサイトへジャンプします。YouTube動画は こちらから確認できます。)
弊社においては、2022年2月、東京都ライフワークバランス認定企業として認定を受け、「男性の育児と仕事の両立推進特別賞」を頂きました。女性職員のみならず、男性職員も当たり前のこととして育業取得が可能な社内整備をしてきております。
弊社がこのような取り組みをしてきた経緯、理由は次の3点となります。
- 少子高齢化対策 SDGs 明るい未来の創造
弊社の運営理念である、少子高齢化対策、SDGsへの取り組み、明るい未来の創造に向け、足元の弊社社員への育児支援はごく当たり前のことであり、これらの運営理念に直接的効果を生み出すことと考えている。更に、この取り組みは社会貢献に通ずるものと考えている。
- 育業取得による職員の成長
育業のメリットである「大切で尊い仕事」は、弊社が保育所運営事業者だからこそより下記のような効果が顕著に表れる。生まれたばかりの尊い命と触れ合い、育児を体験し、実際自子を保育園に預けることを体験することによる効果であり、弊社としては、この期間に職員が大きく成長する、いわば「最も効果的な体験実習」と言える。
◉母性、父性の向上により、乳幼児を慈しむ心が醸成され、「他人の子=園児」にも、より愛情を注ぐ。
◉親の立場を経験し、保護者理解が深まる。現場においても保護者に寄り添い、より適切に対応する。
◉預けられている子どもの心を投影でき、現場の園児の心の理解が深まる。
◉自子を保育園に預けることにより、自身が勤務する園との違いに気づき、保育運営の参考にする。
- 育児、介護中の職員への理解の醸成
育児のみならず、介護、看護などに当たる同僚、上司、部下への理解が深まり、協力体制が自然と成立しチームビルディングに繋がる。
以上より、今後も育業への取り組みを推進し、育業取得中の社内整備に邁進したいと考えます。