Germany~International awareness week 国際理解週間~ドイツ

Nursery Blog

お知らせ

Germany~International awareness week 国際理解週間~ドイツ

時が経つのは早いもので、2022年の新しい年が明けたばかりと思っていたら、もう1カ月以上経ち、2月も節分を終えました。

Time flies!!

寒い日が続いておりますが、ご自愛下さいませ。

もうすぐ、暖かい春がやってくるでしょう♡

 

だいぶ遡りますが、

昨年末2021年最後の「International awareness week 国際理解週間」の様子をご紹介致します。

2021年12月6日~10日の週には、Germany ドイツ を紹介しました。

ドイツの有名な観光スポット、国旗の塗り絵や州旗の切り貼り等をしました。

 

ドイツの国旗です。

  • 黒は、勤勉と力
  • 赤は、自由を求める情熱
  • 金は、栄誉と真理の輝き

 

ドイツ語では、ドイツの国のことを「Deutschland」と言います。

日本語では、ドイツのことを、ドイツですね。

ドイツ語では、「Deutschland」の発音をカタカナで表すと、ドイチランド です。

でも、英語では、Germany 。

そして、ドイツ語のことを、英語では、「German」

でも、ドイツ語では、ドイツ語のことを「Deutsch」

発音をカタカナで表すと、「ドイチ」です。

なぜ、英語では、Germany 、 ドイツ語を、German なのでしょう?

古代ローマ時代の地名、” Germania ” ゲルマニア から由来しているそうです。

現在のドイツ、チェコ、スロバキア、デンマーク、ポーランド辺り一帯を古代ローマ時代は、Germania(ゲルマニア)と呼んでいました。

そして、住んでいた人々をGermanen(ゲルマン人) ラテン語では、Germaniと呼んでいました。

それが、英語で、「Germany」「German」になったそうです。

 

だいぶ昔、ドイツの人に「日本語では、ドイツのことを何ていうの?」と聞かれたときに、

「ドイツ」と答えたら、「ほとんど同じ!!」と喜ばれました。

また、

ドイツの人たちの会話を聞いていると、

頻繁に、「Ach so(あ、そう)」と言っているのが聞こえます。

「Ach so」は、日本語の「あ、そう」とほとんど同じ意味で使います。

英語では、「I see.」になります。

おもしろいですね。

 

ドイツの州の塗り絵をしています。

 

 

ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったノイシュバンシュタイン城の塗り絵をしています。

「ここ行ったことある~!!」と言っている子、多かったです♡

みんなとても綺麗に塗っています。

 

ヨーロッパの塗り絵をしています。

 

ブレーメンの彫刻の塗り絵です。

 

12月と言えば、☆クリスマス☆ですね。

クリスマスは、年末の大イベント!

日本では、宗教関係なく、楽しいイベントのひとつですね。

 

クリスマスツリーの飾りつけです。

ほとんどが、子ども達の手作りオーナメントで飾りつけをしました。

ドイツのクリスマスマーケットはとても有名です。

クリスマスマーケットが目的で12月にドイツ旅行に行く人も多いです。

クリスマスマーケットは、ドイツ語で、「Weihnachtsmarkt」と言います。

ドイツ語で、「Merry Christmas!! (メリークリスマス)」は、

「Frohe Weihnachten!」


Frohe は、Merry


Weihnachiten は、Christmas です。



こちらは、クリスマスの時期に食べるお菓子”Lebkuchen”レープクーヘンが入っていた箱と缶です。

ドイツでは、12月に入ると、週末に、Lebkuchen で、クリスマスのお茶会(Advent) をしながらお友達と一緒にクリスマスのお祝いをします。

この箱は、Lebkuchen が入っていました。

ドイツの有名なグリム童話の中の「ヘンゼルとグレーテル -Hänsel und Gretel」のお菓子の家をイメージした箱です。

原作では、物語に出てくるお菓子の家は、レープクーヘンで出来ていると書かれてあります。

窓を開くとカラスが出て来たリ、猫が出て来たり、扉を開くと魔女が出て来たりして、面白いので、みんな興味津々です。

もうこの時は、箱の中にはレープクーヘンは入っていませんでしたが、

 

  

箱の中には、このようにチョコレートでコーティングされた♡型のレープクーヘンが入っていました。

 

2020年12月にもドイツの紹介をしましたが、

2021年12月も、同じく、北ドイツ、キール出身のビョルン先生にドイツを紹介して頂きました。

ビョルン先生は、普段は、大学と語学学校で、ドイツ語と英語を教えています。

今回は、ドイツの子ども達に人気の物語に出てくる魔女 

“Die Kleine Hexe”(小さい魔女)と一緒に箒に乗って、

”ドイツ旅行に行こう!”

というシチュエーション(situation)で紹介しました。

 

Die Kleine Hexe 小さい魔女です。

 

 

みんな、一斉に箒に乗る振りをして、とても可愛かったです。

Frontierkids Global School から、箒に乗って、旅をしました。

Google Earth を使って、保育園を真上から見た映像がモニターに映し出され、空に飛び、どんどん高く上がって、日本全体が見えてきました。

そして、アジア、ロシア、ユーラシア大陸を渡り、ヨーロッパ大陸まで行き、ドイツに降りました。

 

到着した場所は、

Wo sind wir? 

私たちはどこにいるでしょう?

 

Hört das Lied!

この歌がヒントです。

聞いてください。

♪Miau Miau ♪ / Stereo Total

歌を聴きながら、街並みをしばらく散策・・・

そして・・・

 

到着した場所は、ドイツのブレーメンでした。

Miau Miau (ミャオミャオ)は、ドイツ語で猫の鳴き声。

日本語では、ニャーニャーですね。

ブレーメンは、グリム童話「ブレーメンの音楽隊」で有名ですね。

音楽隊の一員に猫がいます。

 

さて、お腹が空きましたね。

朝ごはんを食べましょう!

ドイツでは、朝ごはんにパンを食べます。

ドイツはパンの種類がたくさんあり、その数3000種類くらいあると言われています。

パンと一緒に欠かせない食べ物がソーセージ、ハム、チーズ。

ドイツの食べ物でイメージするのは、ソーセージですね。

ドイツのソーセージ工場の様子を見ました。

Fleischerrei & Partyservice Schumburg – Wurstproduktion

血も骨も内蔵も、全部使い切り、様々な種類、味のソーセージを作ります。

捨てるところはまったくありません。

 

そして、ちょっと一息。

ドイツの子ども達に人気のキャラクター”MAUS” マウスを見ました。

MausSpots (Folge 01) | DieMaus | WDR

 

朝ごはんも食べて、お風呂に入って、さあ、出かけましょう。

ドイツでは、朝、起きたらシャワーをして出かけるのが習慣です。

次は、教会 Kirche に行きました。

子ども達に質問しました。

「日本では、七五三などのお祝いの時に行くところはどこですか?」

皆、積極的に「神社!」とすぐに答えました。

「ドイツでは、神社の代わりに、教会へ行きます」

と言って、教会を紹介してくれました。

Die Wieskirche ヴィ―スの巡礼教会

Die Wieskirche

ドイツ、バイエルン州(Bayern)の ヴィ―ス(Wies)にある教会 “Wieskirche” で、1983年に、ユネスコ世界文化遺産に登録されております。

こちらも、Google earth で、古い教会の中の外側を見たり、中に入って、天井画、壁画を見たりしました。

Wieskirche>>>

ヴィースの巡礼教会>>>

この天井画は有名です。

「天から降ってきた宝石」と讃えられています。

ほんとに旅をしているみたいで、皆、興味津々で、見入っていました。

Die Wieskirche – aus der Vogelperspektive und von innen (in 4K)

 

バックミュージックで、バッハ Johann Sebastian Bach の曲、

Toccata+Fuge d-moll BWV 565 を聴きながら見ました。

バッハもドイツの有名な作曲家ですね。

トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 のパイプオルガン曲はとても有名です。

 

 

また、ここで一息。

MausSpots (Folge 01) | DieMaus | WDR

 

 

次は、Burg :城、城砦(じょうさい)を見ました。

Wartburg ヴァルトブルク城 です。

Thuringia テューリンゲン州の Eisenach アイゼンナハ にある中世に建てられたお城です。

1999年に、ユネスコ世界文化遺産に登録されております。

Google map のストリートビューのような感じの映像で、お城を空から360℃眺めた後、お城の入り口から中へ入り、城の中を見学しました。

まるで、本当に歩いて見学しているかのようでした。

Wartburg の中です。

Wartburg >>>

ヴァルトブルク城>>>

 

ドイツ語では、城は、もうひとつ Schloß もあります。

Burg も Schloß も「城」です。

Schloßは、宮殿、王宮のような華やかなイメージがあります。

Burgは、Schloßよりも古く険しい山の上にあるイメージがありますが、

ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったノイシュバインシュタイン城は、

Schloßですが、山の上ですね。

Burgの方が軍事的で守衛な目的が濃いようです。

日本の城は、Burg に近いのかな・・・とも思います。

 

Schloß Neuschwanstein ノイシュバインシュタイン城

 

 

次は、Nürnberger Christkindlesmarkt 

ニュルンベルクのクリスマスマーケットの様子を見ました。

ニュルンベルクのクリスマスマーケットはとても有名です。

クリスマスマーケットの開幕を宣言するのは、“Christkind” 天使の子ども クリストキントです。

Christkind は、生誕したばかりのイエス・キリストのことです。

ドイツ南部では、クリスマスのプレゼントを持ってくるのは、サンタクロースではなく、

この“Christkind” クリストキントです。

ニュルンベルクのクリスマスマーケットの象徴的な存在で、

候補者から選ばれた10代後半の女性が、ブロンドの巻き髪の天使の姿になり、開幕宣言やボランティア活動を行います。

Besuch auf dem Christkindlesmarkt | Check-in

レープクーヘン“Lebkuchen” は、Nürnberg ニュルンベルクが本場です。

「ニュルンベルクの子どものためのクリスマス」と書かれてあります。

子ども達が楽しめるアクティビティがたくさんあるそうです。

いつか行って見たいです。

 

“Die Kleine Hexe”(小さい魔女)クライネ・へクセとの旅はこれで終了!

Alles Gute! 

(ごきげんよう! がんばって! というような感じで使います)

Danke!

(ありがとう!)

Tschüss!! 

(またね~!)

 

 

 

そして、最後は、みんなで記念写真を撮りました。

 

 

 

 

子ども達は、世界中のいろいろな国にとても興味があります。

いつも地球儀や世界地図を見て、国旗と地理を照らし合わせています。

言語の敏感期なので、国の名前もすぐに記憶し、いつも私が教えてもらっているような感じです。

子どもの能力はほんとにすごいです!

様々な国や文化を知ることで、自分の世界観を広げることが出来るようになるでしょう。

幅広く、物事を見て考え、そしてどんどん新しいアイデアを生み出し、積極的にいろいろなことに取り組む人になって欲しいと願っています。

 

 

※写真撮影の間だけ(約5分程)、マスクを外しました。喋ってはおりません。