2018年4月14日(土)於:三茶しゃれなあどホール
時間:13:00~17:00
子どもの命を守り、質の高い教育・教育を考える
〜重大事故防止と子どもの育ちの保障の両立のために〜
一般社団法人 子ども安全計研究所 寺町東子(弁護士・社会福祉士)
猪熊弘子(ジャーナリスト・東京都市大学客員教授)
危機管理研修が全職員対象に行われました。
1.教育・保育施設で一番大切なこと
① 子どもの命が守られること
② 子どもが、その子らしく、健やかに育つこと
③ 結果として、保護者も、安心して子育てできること
※日頃、現場で命と向き合う保育者にとって、最も大切で、最も常に意識しなければならないことを
改めて 研修で再認識させられました。
初めて現場を経験する保育者も豊富な経験のある保育者も、初心を忘れることなく身を引き締めて
保育 子どもたちの大切な命に向き合っていきたいと思いました。
最後に
あなたの保育には、子どもへの「愛情」と、ゆたかな「学び」がありますか?
子どもの命を守るために必要な8つのチェック事項
『死を招いた保育』(ひとなる書房)より
①保育者、子ども、保護者が互いによい関係を作れているか
(お互いに笑顔で向かい合える関係を築こう)
②保育者が子どもの個性をしっかり、しかもポジティブに把握しているか
(子どもがすることには、すべて意味がある!子どもをポジティブに把握することで保育が変わる
ラーニングストーリーの実践)
③保育者が、子どもが遊びこめるような環境を設定しているか
(子どもの目がキラキラ輝いている時は安全!そんな時間を「設定」していく)
④立場に関わらず保育者同士の連携は十分にできているか
(正規、非正規、パート、経験年数を超え、お互いへの感謝を言葉で表現しよう)
⑤職員会議や研修を十分に行い、園内での問題の共有化がはかれているか
(全員で園内の危険な場所について話し合い、危険を回避する方法を考える)
⑥保育者が子どもの動静をしっかり把握できているか
(子どもの顔と名前を一致させることがきちんとできているか)
⑦しっかりした保育計画ができているか
(いきなり計画を変えた時に事故が起きている)
⑧普段から緊急時の対応は十分にできるようになっているか
(責任者不在のときの指示系統など)
※土曜日の午後 4時間の全体研修でしたが、職員一同がそれぞれに真摯に向き合い
実り多い有意義な時間を過ごす事が出来たと思います。
実践現場で研修で学んだことを心に刻み 子どもたちに溢れるばかりの愛情を注ぎつつ
保育者も学びの日々を過ごしながら、子どもたちをはぐくみ育ててていかれるように
子どもたちと共に成長したいと思いました。