クリスマスに家族で「ホーム・アローン2」を見ていたところ、映画の中で、玩具屋の社長が一般社員のふりをして、主人公である少年ケビンに対し「クリスマスの売り上げはすべて社長が子ども病院に寄付するんだ。」と語るシーンがありました。そして続けてこう語っていました。
「子どもは大人に喜びをもたらしてくれる。だからそのお返しをしているんだよ。」
私もフロンティアキッズ新宿に通う子どもたちから、日々たくさんの喜びをもらっています。「〇〇がこんなにできるようになった」、「成長してこんなに大きくなった」など長期的な視点での喜びももちろんありますが、それ以前に、日々のちょっとした笑顔や、たわいもない会話でさえも幸せな気持ちにさせられます。更には子どもたちの笑顔に誘われて、ふと気が付くと自分も笑顔になっていたりします。
そういった喜びは、私自身だけでなく、フロンティアキッズ新宿で働く職員一同、幼児教育に関わる全ての人、そして保護者の皆様も同じように感じていることかと思います。
保育業界では近年、重大事故や虐待など大変痛ましく、悲しいニュースが多いのも事実です。しかし、元をたどると私たち保育従事者のほとんどは、「子どもが好き」「子どもと関わることが楽しい」「子どもの成長が嬉しい」といった思いを持ってこの業界に就いているのではないでしょうか。(エビデンスはありませんが。)
その根本的な思いこそが大切で、これから先もずっと忘れずにいたいものです。
日々喜びをもたらしてくれる子どもたちと、その子どもたちをこの世界に生み出してくださった保護者の皆様に対して、感謝と尊敬を持って、保育で「お返し」していきたいです。
今年も1年間、本当にありがとうございました。
新年もまた、子どもたちとご家族皆様にとって楽しい1年となりますように。
フロンティアキッズ新宿
施設長 石田 拓也
★写真は12月25日(水)の給食
クリスマス特別メニューのミートローフです。
調理の先生たちがリース型に盛り付けてくれました。