11月第2週目、8~12日は、
~International awareness week 国際理解週間~
第4回目、England イギリスでした。
たくや先生の奥様の故郷です。
8日(月)Presentation がありました。
日本では、「England イギリス」でイギリス全土を示しますが、
実は、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland でイギリス全土を示します。
England というと、イギリスの中の “England” の部分になります。
United Kingdomのそれぞれの旗を切って、組み合わせて、イギリスの国旗を作りました。
さて、まずは、イギリスは、どこにあるかな?
地球儀と世界地図を見ながら、場所の確認。
イギリスの旗はどれかな?
たくさんの国旗の中からすぐに見つけて取ってくれました。
皆よく知っています。
たくや先生から、イギリスの地理と旗について、教えてもらいました。
St George’s Cross 聖ジョージ旗
England and Wales イングランド&ウェールズの旗です。
地図の中のピンクと黄色の地域です。
St Andrew’s Cross 聖アンドリュー旗
Scotland スコットランド の旗です。
地図の中のオレンジの地域です。
こちらは、初代、1603年制定 Union Flag(ユニオン・フラッグ)
スコットランドとイングランド&ウェールズが重なって、
King’s Colours と呼ばれており、Great Britain (グレート・ブリテン)の旗です。
Saint Patrick’s Saltire 聖パトリック斜め十字は、
Northern Ireland 北アイルランドです。
地図の中の緑の地域です。
Great Britain (グレート・ブリテン)の旗に、北アイルランドが重なって、
1801年制定 Union Flag(ユニオンフラッグ)または、Union Jack(ユニオンジャック)
現行のUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland になりました。
国旗の意味を調べることで、その国の歴史の勉強にもなりますね。
首都は、London ロンドン。
イギリスの面積は、24万5,000㎢、人口は、約6,300万人です。
ちなみに、
日本の面積は、37万7,971㎢、人口は、1億2,657万人です。
日本もイギリスも「立憲君主制国家 Constitutional monarchy」です。
イギリスは、王室 (the Royal family)。
日本は、皇室 (the Imperial family)。
イギリスには、女王 The Queen of England
日本には、天皇 The Emperor of Japan
イギリスの Queen は、エリザベス女王 Elizabeth II (エリザベス2世)です。
さて、エリザベス女王って誰かな?
ということで、
昨年の The Queen Elizabeth のクリスマスの時のスピーチを見ました。
The Queen’s Christmas Broadcast 2020
子どもたちが”女王”と耳にして、イメージする女王は、おそらく違う雰囲気、容姿を想像するかもしれません。
「この人が女王です。」と言うと、
「え?女王なの?」という驚きの表情で見ていました。
イギリスの人々は、犬がとても大好きです。
エリザベス女王も犬が大好きで、何匹も飼っています。
王室で飼われている犬は、コーギー Welsh Corgi です。
コーギーは、イギリスが原産で、「コーギー」とは原産地であるウェールズのウェールズ語で「犬」という意味だそうです。牧羊犬として長く活躍してきました。
次は、エリザベス女王の愛犬、コーギーたちの動画を見ました。
Meet the Queen’s Royal Corgis | Vanity Fair
みんな興味津々、とても真剣にお話しを聞いていました。
次は、
イギリスの鉄道です。
イギリスにも日本の新幹線のような速い電車があります。
High Speed 1 (HS1) ハイスピード1
ユーロスター Eurostar です。
ユーロスターは、英仏海峡トンネルを通ってイギリスと大陸ヨーロッパとを結ぶ国際列車です。
イギリスでは、今、High Speed 2 ( HS2) ハイスピード2の高速鉄道プロジェクトが日立とボンバルディア(Bombardier Inc.)共同で、2026年の開業に向けて取り組まれているそうです。
High Speed 2 ( HS2) は、最高時速360kmで、ロンドンとイングランド中部のウエストミッドランズ州バーミンガム付近を約360kmで結ぶ鉄道になる予定だそうです。
次は、
ロンドンの地下鉄の様子を見せてくれました。
ロンドンの地下鉄は、The London Underground と言いますが、ニックネームがあり、
” the Tube “ チューブ と言われています。
London Underground 🇬🇧 “MIND THE GAP!” Loud Message Announcement
電車好きの男の子は、釘付けでした。
” Mind the gap “
「電車とフォームのスペースに気を付けて下さい」と言っています。
Mind は、イギリス英語ですね。
アメリカでは、mind のかわりに ”watch” を使うと思います。
次は、
イギリスで見られる動物をいくつか紹介してくれた後、
最後は、
The Snowman スノーマン という1978年に出版されたレイモンド・ブリッグズ原作の絵本を映像化したアニメーションを見ました。
レイモンド・ブリッグズ(Raymond Briggs) は、イギリスのイラストレーター、漫画家、作家です。
スノーマンと少年が空を飛ぶシーンがあるのですが、
そこで流れた「Walking in the air」『空を歩いて』が大ヒットしました。
そして、1983年にアカデミー賞 アカデミー短編アニメ賞にノミネートされました。
今では、”Walking in the Air”は、クリスマス音楽の1曲として定番になっているそうです。
ちょうど、今の時期に歌われる曲ですね。
アニメーションと音楽だけで語られるストーリーですが、時々笑いもあり、とても楽しい映画でした。
ちょっと余談ですが…
下記は、Libera リベラ という、イギリスのサウスロンドンを拠点として活動している少年合唱団の Walking in the air です。
とても美しくて、まさに天使の歌声です。
Libera – Walking in the air (from The Snowman)
最後は、たくや先生と記念写真を撮りました。
Adventure 2歳児クラスさんです。
Challenger 3歳児クラスさんです。
Pioneer 4歳児クラス、Frontier 5歳児クラス さんです。
(※記念写真撮影の時だけ、マスクを外しました。声は出しておりません。)
この週は、イギリスに関係する塗り絵や国旗づくりをたくさん行いました。
こちらは、イギリスの国旗 Union Jack(ユニオンジャック)を作っています。
イギリスは、お茶文化です。
お茶の時に欠かせないのがケーキやお菓子ですね♡
いろいろな Sweets の塗り絵をして、それを切って、ケーキスタンドに貼りました。
イギリスの鉄道の塗り絵です。
Queen 女王の冠ですね。
コーギーの塗り絵も行いました。
バッキンガム宮殿 Buckingham Palace です。
お城がクリスマスのイルミネーションのようで、とても綺麗ですね。
とても楽しくイギリスについて学びました。
世界には、さまざまな人々、生物、文化、情報がたくさん行き来して、いろいろなところで絡み合い、影響しあい、その中で、皆生きています。
世界中の国々、人々と無関係に生きていくことはできないのです。
国際理解教育を通して、
日本と世界の国々との関わりを知り、さらに、お互いの文化の違いや共通点を知ることを
第一段階(the First step)として取り組んでおります。
また、世界には様々な民族・文化・宗教・価値観があります。
それぞれがそれぞれの人々にとって、かけがえのない尊さを持つ存在であることを理解し、お互いの違いを受け入れ、差別や偏見のない社会を目指す心を養うことが重要だと思っております。
お互いを尊重し、様々な価値観を受入れることが出来る広い心、そして、思いやりのある優しい子どもたちに育って欲しいと願います。
次回の国際理解週間は、Germany ドイツです。
お楽しみに♡
今年度最初の~International awareness week 国際理解週間~は…
① Japan~International awareness week 国際理解週間~日本
第2回目は…
Ireland~International awareness week 国際理解週間~アイルランド
第3回は…
Hungary~International awareness week 国際理解週間~ハンガリー
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