Hungary~International awareness week  国際理解週間~ハンガリー

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お知らせ

Hungary~International awareness week 国際理解週間~ハンガリー

11月第1週目、1~5日は、

~International awareness week 国際理解週間~

第3回目は、Hungary ハンガリーでした。

ミハイ先生の故郷です。

Hungary week では、ハンガリーに因んだ塗り絵や製作を行いました。

Frontier (5歳児クラス)と Pioneer(4歳児クラス)がチューリップのハンガリー刺繍模様を製作しました。

 

ハンガリーには、国花が2つあります。

 

「チューリップ」

 

「ゼラニウム」です。

 

ハンガリー語でチューリップは、

” Tulipán “ トゥリパン だそうです。

ハンガリーは、ハンガリー刺繍も有名です。

その刺繍のデザインにチューリップはよく使われています。

チューリップのつぼみの形が妊娠した女性のお腹の形に似ているということで、

「生命が誕生する場所」という意味があるそうです。

 

ハンガリー語でゼラニウムは、

” Muskátli “ ムスカトリ です。

水はけがよくてやや乾燥したヨーロッパの土壌環境が、ゼラニウムの生育条件にとてもよく合っているとのことです。

ゼラニウムが放つ香りが虫よけに効くそうなので、窓辺に置いている家がたくさんあります。

ゼラニウム(Geranium)の語源は、ギリシャ語の”geranos”という単語からで、「鶴のくちばし」を意味するそうです。ゼラニウムの実が、鶴のくちばしのように見えるからとのことです。

 

ちなみに、日本の国花は・・・・・

 

日本も国花は、2つです。

ハンガリーと同じですね♡

 

ハンガリー刺繍の塗り絵もたくさん行いました。

綺麗ですね。

 

 

11月5日(金)は、ハンガリーのプレゼンテーションでした。

ハンガリー出身のミハイ先生がハンガリーについて紹介してくれました。

 

さて!

ハンガリーは、地球のどこかな?

ここですね!

 

これが、ハンガリーです。

 

ハンガリーと日本を比べてみましょう!

日本の国土面積は、377,971㎢

ハンガリーの国土面積は、93,027㎢

日本の方が大きいですね。

 

ハンガリーの首都は・・・

ブダペスト Budapest ですね。
 
 
1873年に、ドナウ川を挟んだブダとペシュト2つの町が組み合わさって、一つになり、ブダペストという名前になったそうです。

 

次は、

ハンガリーの街並み、自然、いろいろなActivity を映像で紹介してくれました。

>>> Csodás Magyarország: Budapest környéke 

 

みんな興味津々です。

真剣に見ていますね。

 

次は、

ハンガリーのイースター祭り(Easter)の様子を見せてくれました。

村全体が世界遺産に指定されているハンガリーのホッローケー(Holloko)でのキリスト教の復活祭Easter の伝統行事「水掛け祭り」です。

>>>Hollókői Húsvét 2019 

女性を「花」に見立てて、男性が水をかけるのだそうです。

この時期のハンガリーは、まだまだ寒いですよね~

 

次は、

ハンガリーの四季について教えてくれました。

ハンガリーの緯度は、北海道と同じくらいです。

大陸性気候で、日本と同じように四季がありますが、夏と冬の温度差が大きいです。

夏の平均気温は22℃くらいですが、30℃を超える猛暑の日もあるようです。

冬の寒さは厳しく、1月、2月の最低気温はマイナス10℃近くになることもあるとのこと。

 

次は、

ハンガリーの ”なまはげ” のようなお祭り、Busójárás(ブショー・ヤーラーシュ)というお祭りを紹介してくれました。

>>>Busójárás // 2020 Mohács

毎年2月に行われる年中行事です。

ハンガリーの南にあるモハーチ(Mohács)の街でブショー・ヤーラーシュ(Busójárás)のお祭りは行われます。

 

Busójárás(ブショー・ヤーラーシュ)は、冬の終わりを告げ春を迎えるお祭りだそうです。

2009年度に、UNESCOの世界無形文化遺産に登録されている伝統あるお祭りです。

 

1526年オスマン帝国とハンガリーが対戦し、ハンガリー軍は敗北してしまいました。

そして、その後150年に渡りオスマン帝国の統治下におかれます。

街のあちらこちらにはそのことを感じさせる建物が多いそうです。

 

次は、

ハンガリーの騎馬民族の歴史について教えてくれました。

ハンガリーの国土は、「 Puszta プスタ」という広大な平原を中心としています。

ハンガリー平原、ハンガリー草原とも呼ばれています。

ローマ帝国の時代、ハンガリーを中心とした地域は「Pannonia パンノニア」と呼ばれていました。

ゲルマン人を始めとして、ゴート族・フン族、マジャル人などさまざまな民族が入り混じる土地でした。

マジャル人は、現在ハンガリー人の大多数を占める民族です。

マジャル人は、ウラル山脈アゾフ海クリミア半島の北東にある海。黒海の一部)あたりからやってきたといわれている民族です。

マジャル人と同様にハンガリーの歴史に大きな影響を与えたのが、騎馬民族のオグール人です。

ハンガリーの人々は、騎馬による軍事力によって、ドイツ南部から東ヨーロッパを支配していきました。

ハンガリーの大平原で生まれた華麗なる馬術は今も見どころになっているそうです。

>>>These Hungarian Horsemen Predated the American Cowboy

↑華麗な馬術をご覧ください。

 

次は、

Duda という Hungarian bagpipe を紹介してくれました。

>>>Horváth Zalán Levente – Palóc dudazene

↑こちらがハンガリーのバグパイプの演奏です。

 

そして、

ハンガリーの民族音楽です。

>>>Zerkula János és Csekme Lászlóné Pulika Anna játszik és énekel 1997-ben. Gyimesi lassú magyaros.

 

 

ちなみに、ハンガリーの音楽教育法、コダーイ・メソッドは、日本でもけっこう有名です。

保育、教育関係に携わる方ならご存知かと思います。

日本の『わらべ歌教育法』は、コダーイ・メソッドです。

コダーイ・メソッドとは、ハンガリー出身の作曲家「ゾルターン・コダーイ」が考案した原理を元に生み出された音楽教育法です。

詳しくは、↓こちらに書かれていますので、ご興味ありましたらどうぞ。

>>>『音楽で感受性を育む保育システム!コダーイメソッドの魅力とは?』

 

↓こちらは、「ゾルターン・コダーイ」の歴史が紹介されています。

>>>How History Influences Music – Zoltan Kodaly

↓こちらは、サブタイトル付きです。

>>>歴史が音楽に与える影響-ゾルタンコダーイ

私がモンテッソーリ教育を知るきっかけになったのは、コダーイ・メソッドです。

わらべ歌教育法が面白くて、コダーイ・メソッドを勉強していくうちに、欧米の教育法に興味を持ち、どんどんその面白さにはまり、モンテッソーリ教育に導かれました。

私がこの仕事を続けているのは、実は、コダーイ・メソッドがきっかけです。

ちょっと余談でした。

 

 

他にも、ハンガリーの美味しい食べ物なども紹介してくれました。

 

最後は、ミハイ先生と一緒に記念撮影!

(※写真撮影の時だけ、マスクを外しました。声は出しておりません。)

 

ハンガリーについて、とても楽しく学ぶことが出来ました。

International awareness week 国際理解週間によって、

世界中のいろいろな文化、歴史の面白さ、そして、人と人の繋がりの大切さを感じ取ることができると思います。

これからもどんどん続きます。

次回、第4回目は、England イギリスです。

お楽しみに♡


今年度最初の~International awareness week 国際理解週間~は…

① Japan~International awareness week 国際理解週間~日本

次は…

Ireland~International awareness week 国際理解週間~アイルランド

England~International awareness week 国際理解週間~イギリス

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