「…ありがとうのきもち…」

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「…ありがとうのきもち…」

2021年 5月

SDGsはじめのいっぽ

 言葉で「ありがとう」を伝え合えるのは気持ちの良いものです。お子さんの「ありがとう」はとても微笑ましいものです。夏目坂園は0歳児から2歳児までの保育園ですので、新年度始まっての現在では、まだ言葉でのやり取りができるお子さんたちは半分くらいでしょうか。それでも日本には、「おじぎ」という挨拶や感謝を表す動作があり、大人が言葉とともに行っているお辞儀が小さいお子さんでも自然に表れるようです。お友達からおもちゃを貸してもらった時やお帰りの時には、さようならと共にありがとうの気持ちをお辞儀で伝えてくれます。

 先月のニュースレターでは、SDGsの取り組みについて本部からのメッセージを伝えました。大人が日々の生活の中でも取り組んでいけるように、勉強中というのが私自身の現在の状況です。その中で1冊の絵本を見つけました。あとがきに書かれている箇所を抜粋させて頂きます。

…「ありがとうのきもちを大切にしてみよう」です。私たちは、先人も含めた多くの人たちの支えと自然の恵みによって生かされています。日本では平和で豊かな暮らしが当たり前になり、禅語という「有難さ」をつい忘れがちですが、2030年の未来には、もしかしたら当たり前でなくなってしまうかもしれません。そのことを肝に銘じて、改めて、日常や、家族・地域コミュニティにありがとうと感謝し、大切にすることを子どもにも伝えられたらと考えます。例えば、よく学ぶことで、質の高い教育をしっかり享受することができ、おもちゃを大切にすることで、持続可能な消費に貢献できます。家族を大切にすることや、地域のお祭りを含め伝統ある文化・暮らしを守っていくことも重要です。また、公園のお花を育てることで、陸の豊かさを守ることもできます。(作:原 琴乃 絵本より)…

 日々の生活の中で人と人とがつながり、たくさんの学びがあります。ご縁あって出会いです。先日、配付しました今年度の年間行事ですが、コロナ禍の中、どこまで実施できるかわかりませんが、お子さんたちの笑顔を直接ご覧いただけるようなイベントができたらと思っています。ご意見ご提案などいただけると幸いです。宜しくお願い致します。

フロンティアキッズ夏目坂 施設長 東條 久美子

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