療育における子どもたちの成長 

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お知らせ

療育における子どもたちの成長 

 新年度が始まり2か月が立ち、あっという間に季節は梅雨に移り変わりました。気候の変化がありますので、体調管理などに気を付けてお過ごしください。

 

 さて、昨年のコラムでも紹介させていただきました児童発達支援事業所であるFrontierkids Mio Tesoroが2024年6月1日で開所から1年が経ちました。2024年3月には利用率が90%を超え、多くの方にご利用いただいております。 

 

 Frontierkids Mio Tesoroでは弊社の特徴であるモンテッソーリ教育を取り入れた療育(モンテッソーリ教師有資格者在籍)に加えて、運動療育による感覚統合等の支援を行わせていただいております。感覚統合とは複数の感覚を整理したりまとめたりする脳の機能のこと(全身で感じるさまざまな刺激の中から、必要な刺激や情報を連動させること)で、発達障害のお子様はこの感覚統合が苦手な場合が多くあります。

 

 私もたまにヘルプ職員として、療育に携わらせていただいておりますが、その中で子どもたちの成長を感じる場面がありましたので、ご紹介させていただきます。

 

 Frontierkids Mio Tesoroでは1歳児から5歳児までのお子様が来所しており、場合によっては1歳児のお子様と5歳児のお子様が一緒に過ごすことがございます。その中で4歳児のある男の子がおりました。その子は来所した当初は部屋の中を走り回ったり、高い所からジャンプしたりと少し落ち着きない様子が見られました。また、周りの子どもたちにもあまり関心を示さず、1人で動き回っている印象でした。

 

 そんな中、その4歳児の男の子と1歳児の男の子が一緒に運動をする機会があり、久しぶりに私も援助に入る機会がありました。するとあんなに他の子に関心を示さず、走り回っていた男の子が1歳児の男の子に優しく運動の補助をしてあげたり、モンテッソーリ活動の際に教具の使い方を教えてあげるなどをしている姿を見ることができました。この成長ぶりには驚き、心が温かい気持ちになりました。

 

 これはモンテッソーリ教育の「学びの法則(サイクル)」によって、子どもの内面が充実し、子どもが本来持っている姿(優しさ、思いやりなど)が表に出て来たのではないかと感じました。また、普段中々接することのない年の離れた子と接することで、その子の新たな一面が見られたのではないかと思います。

 

 今後も子どもたちの成長のサポートが出来るように、尽力して参りたいと思います。お子様の発達で気になることがございましたらFrontierkids Mio Tesoroまでお気軽にご相談ください。

 

フロンティアキッズ本部 久下 

 

 

【Frontierkids Mio Tesoroの概要】

●住所:〒162-0064 東京都新宿区市⾕仲之町3-34 遠藤ビル1F

●電話:03-5357-7124

●メール:fmt@futurefrontiers.co.jp

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