11月にサンクスギビングのイベントを敢行しました!
サンクスギビングは、フロンティアキッズ系列園がとても大切にしているイベントの一つで、主に食事は命を頂くことであることを子ども達に伝えていきます。
この日は、毎年チキンの丸焼きが子ども達に振舞われます。
美味しそう!
どのように、どの程度、命を頂くことを伝えていくかは各園の先生次第なのですが、浅野はチキンを登場させたら、チキンの生きている時の動画を見てもらいます。
もちろん、トサツの様子なんて見せませんが、生きていた姿を少しでも感じてもらえるようにすることで、普段食べているものは、元々生きていた大切な命であったことを実感できるようにしたいというねらいがあります。
鶏の動く様子と共に、「この羽がここで」「足がここで」「頭は…」など焼かれたチキンの各部位を指差しながら子ども達に紹介しています。
私自身、だんだんリアリティが湧いてきて、とても食べづらくなってきている最中です。
さあ、包丁の登場です!
子ども達の面々の前で、包丁の刃先が危ないことなどを説明しております。
鶏の部位の中で印象的な手羽のところを、子ども達が見えやすいように意識しながら、包丁を前後に動かして切り取りました。
自分がこんなにされたら痛いけれど、チキンはみんなに食べてもらうために切って小さくなっているということがなるべく伝わるように、嚙み砕きながら説明しています。
このお肉を切り取る時、本当に痛そうな気がしてくるのをぐっと堪えて、子ども達に見せています。
いつもながら、当たり前のように食卓に並ぶ食事は、こういったことをして頂く業者の方がいるからできるのだなぁと実感する瞬間です。
命の大切さと共に、食肉を届けて下さる方々への感謝と尊敬の念が込み上げます。
本当に、本当に、いつもありがとうございます。
まだチキンはたくさん残っているのですが、ここでは全部切らずに、キッチンの先生に託しました。
そして、
ランチの時間に美味しく頂きました。
子ども達の「いただきます」がいつもよりも少し丁寧でした。
お肉もお野菜も、もともと生きていたものだけれど、それらを頂いて私達は生きているのだと、大人も再確認させて頂ける貴重なイベントです。
本来のサンクスギビングとは主旨が異なっているかも知れませんが、今一度みなさんも、サンクスギビングをしてみてはいかがでしょうか?
感謝の気持ちが溢れてきますよ!