保育所保育指針改訂

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保育所保育指針改訂

                                  2018年 7月 巻頭文

 梅雨が明けると次に来る季節は「夏」!!
子ども達が大好きな水と存分にたわむれることの出来る季節の訪れですね。
楽しく水遊びが出来るようしてあげたいと思います。
私達保育者には、厚生労働省が出している「保育所保育指針」というものがあり、
その指針をもとに保育計画が立てられ保育が行なわれております。
この指針が出来上がるまでには、昭和22 年に「児童福祉法」が作られ、
まだ「厚生省」と言われていた時代の昭和27 年に「保育指針」というものが出来、
そこから時を経て昭和40 年に初めて「保育所保育指針」が策定されるという経過をたどっています。この「保育所保育指針」はその後の時代背景によって内容の改定が行なわれています。
ほぼ10 年ごとに改定されていて今年度からのものは第5次改訂となります。
私達保育者に課せられた課題は、子育て支援・保護者支援・地域支援となっていますが、
その中の子どもの育ち部分を見てみますと、私共の会社が掲げているモンテッソーリ教育に
ほとんどが通じているなと感じます。
環境を通して行う保育ということで、人的・物的環境の重要性に目を向けるよう書かれてあります。「子どもが真剣に遊んでいるか」「環境が子どもの視点に即したものか」
「子どもを取り巻く大人の姿は子どもに有益なものか」等々まさにモンテッソーリ教育での
「大人の役割とは?」に当てはまります。
また、今までより更に乳児保育の重要性が説かれ、
「0 歳児期は人としての基礎を培う大切な時期である。
乳児期にしっかり培うことなく一足飛びに幼児期に移行するのではなく,
一人ひとりの主体的な学びを保証できるよう、人的・物的環境を整え、
ゆっくり時間をかけて育んでいく」ことなどが記されています。
私達保育者の資質向上についても第5 章に記されてありますが、
私達は保育のプロとして、常に研鑽を重ねていくと共に、子どもを真ん中に保護者様と共に
手を取り合って、子どもの生きる権利を守り、子どもにとっていつも安心・安定な生活が
送れるような保育を心がけていきたいと思います。
                         フロンティアキッズ上町 施設長 田原彰子
 
7月1日の花言葉 : 「精神の美」「旅人の喜び」「策略」
   

     
誕生花 : クレマチス Clematis
花言葉 ;「mental beauty(精神の美)」「ingenuity(創意工夫)」「artifice(策略)」
花言葉の由来
「精神の美」は、ツルが細いのに大きく鮮やかな花を咲かせることに由来します。
 一見草のように弱々しく見えても、大輪を咲かせるそのツルには、内面に生命のエネルギーを
 たくさん貯えています。内面にあるパワーを讃え、精神の美と言う花言葉を付けたと言われている。

「旅人の喜び」の花言葉は、クレマチスのツルは強いため、縄や紐などに使われたほかに、
 ベッドの底に張り詰めてクッションなどに使われていました。
 ヨーロッパにおいて旅人が快適に一夜を過ごせるよう、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく
 迎え入れたことにちなみます。
 ゆっくりと心と身体を休ませてほしい、大切な人と過ごす家にはピッタリの花言葉です。
「策略」の花言葉は、クレマチスは、フランスでは『乞食草』と呼ばれています。

 クレマチスの葉汁には、毒素があり、フランスでは、物乞いが自分の肌をわざとかぶれさせて、
 通行人の同情を誘ったと言われています。策略とは、あまり印象が良くないこともありますが、
 正しい策略は、賢さも表すことが出来るので、好意を寄せている人の気持ちを引き寄せたい、
 という気持ちは誰にでもあるものです。
 美しい大輪の花に相手の気を引く手伝いをしてもらってもいいでしょう。