モンテッソーリ活動の様子 Language Education (English)

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お知らせ

モンテッソーリ活動の様子 Language Education (English)

今回はモンテッソーリ活動の言語教育(英語)の様子をご紹介いたします。

 

モンテッソーリ教育の言語教育はまずは話し言葉から始まり、そして書き言葉へと進んでいくと考えます。これはモンテッソーリ教育が人間にとって最も自然な流れに沿っていくという特徴から来るものです。まずは文字のない時代、そして文字の時代へと進んできたという人類の言葉の歴史をなぞらえて捉えているのです。

子どもたちとの日々の会話や楽しい雰囲気の中で先生や友達と言葉を交わしたいと思うことも言語教育の中でとても大切です。

 

メタルインセッツ(鉄製はめこみ)

モンテッソーリ言語教育の「書くこと」の学びは、メタルインセッツ(鉄製はめこみ)から始まります。これはさまざまな図形の枠を使って紙にデザインをしながら運筆の練習をする活動です。筆記具をしっかりと持つこと、腕の使い方、筆圧など機能面の準備を行います。それと同時に美術的な楽しさも体験できます。

 

 

 

 

砂文字板

母音が青、子音(短音)がピンクになっています。

それぞれの文字をなぞり、発音(ア・エ・イ・オ・ア)を練習し、その文字から始まるものを隣に置いていきます。

 

 

 

 

音探し(Initial sounds)

それぞれの文字から始まるもののミニチュアを置いていきます。話し言葉で知っている言葉が文字に置き換わることに気づいていく段階です。

 

 

 

 

絵カード・3部式カード

具体物と文字を合わせて、単語と意味を合わせて理解を確実にします。

 

 

 

移動アルファベット(大)

砂文字板で親しんだ、子音と母音を組み合わせて、単語を綴ります。

訂正用カードを手本にスペルを並べたり、記憶を頼りにスペルを並べてから

訂正用(お手本)のカードで答え合わせをしたりしながら、単語のスペルをより確実に覚えていきます。同時に子音と母音の区別を明確にし、組み合わせて読む力を育みます。

 

 

 

移動アルファベット(表音綴りの箱)

表音文字が赤、その他の文字が黒に色分けされています。一つの表音綴りShなどに着目し、それを用いてスペルを組み立てていきます。母音と子音の単純な組み合わせではない、やや例外的な組み合わせのスペルに慣れていくことができる活動です。

 

 

 

品詞の印(文法のお仕事)

名詞、形容詞、冠詞、動詞、助動詞など

言葉には文章や句の中で色々な役割があることを学びます。一般には小学生や中学生の学習内容ですが、幼児期の子どもたちでも視覚的に感覚的に訴えるシンボルを使うことで、言葉(品詞)の役割の違いや、語順の大切さなどをゲーム感覚で体感することができます。