バイリンガル脳の特徴は、切り替えスイッチ能力!

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バイリンガル脳の特徴は、切り替えスイッチ能力!

~ バイリンガル脳の特徴は、切り替えスイッチ能力! ~

母国語と外国語、2か国語以上の言語を習得し、巧みに操る人の脳をバイリンガル脳と言います。バイリンガル脳は理想的な脳の働きをしており、現代社会において、強い武器になっています。

人は赤ちゃんのときに耳で人が話すのを聞きながら言語を習得していきます。その際には、言語の発信をコントロールする運動性言語中枢と言語の受信及び情報処理をコントロールする感覚性言語中枢から構成される言語野を働かせて言語を受信し、音を覚え、意味を理解し、自分の言葉として発するようになっていきます。

バイリンガルの人の脳と母国語のみ使うモノリンガルの人の脳を比べると、脳の構造が異なり、バイリンガル脳の人は、この2つの脳の神経細胞が増加し、様々な領域とのネットワークが強化され、脳のより広い領域を成長させているそうです。右脳と左脳をフル活用させ、バランスよく脳を使いこなせるようになります。脳をバランスよく使いこなすバイリンガル脳の人は、複数のことを同時に考えたり実行出来たりするマルチタスキングも得意な傾向があり、言語面に限らず、様々なメリットがあります。

最近の研究によると、バイリンガル脳の人は認知症やアルツハイマーといった症状が生じるのを平均で5年程度遅らせることができると言われています。複数の言語を操ることで脳の機能が頻繁に使われ、広い範囲が活発に働き、健康的な状態が続きやすいからです。

バイリンガル脳は、単に言語を記憶しているだけではなく、話す相手や場面によって、使う言語を切り替える能力が重要で、この切り替えスイッチこそバイリンガル脳の重要な機能で、特徴と言われています。

 最近、日本人の職員の呼び方を変えました。今までは、外国人の先生たちは、ファーストネームで、日本人の先生は、ラストネームで呼んでいました。開園して1年4カ月が経ち、最近ようやく子ども達にバイリンガル脳の切り替えスイッチが見られてくるようになり、子ども達が、自然と英語を発するようになってきました。

成果が現れ、とても喜ばしく感じるのですが、日本人の先生の名前を、英語で話すとき、苗字だけを呼ぶようになってしまいました。これは、子ども達が英語のシステムを身に着けてきたという現れですが、苗字の呼び捨ては、日本でも海外でもあまり印象が良くありません。せっかく、身についた英語を自信もって発したのに、相手によい印象を与えるどころか逆になってしまうのでは、自信喪失し、これから言語を学習する上で障害になってしまうかもしれないと感じました。

そこで、日本人の職員もファーストネームで呼び合えば、英語で名前を呼んだり、挨拶したりした時に、お互いに気持ちよく感じることが出来るのではないかと思います。

因みに海外ではどのように呼んでいるのか調べてみたところ、最近の傾向として、幼稚園や保育園では、子どもも先生もファーストネームで呼び合うところが増えてきているそうです。幼児期には、幼児期にしか学べないことがたくさんあり、それは、家庭的な雰囲気で、身近な関係の中での教育で身に着けて行けるもので、ヒエラルキー的な雰囲気はない方がよいとのことです。大人もリラックスしたカジュアルな雰囲気の方が緊張せず心開いて、会話が弾みますよね。子どもも同じなのではないかと思います。

 バイリンガル脳は、大きくなってからでも身に付くそうです。18歳の成人に外国語の学習を3カ月してから、する前とした後の脳を調べたら、脳の神経細胞が増えていたそうです。毎日継続して学習していけば、大人でもバイリンガル脳を形成できる可能性があるかもしれませんね。

継続は力なり ~ “Continuity is the father of success”.

 

サークルタイムの様子です。

いつもは、Adventure & Challenger-Junior (2~3歳-低月齢児クラス)と Challenger, Pioneer & Frontier(3~5歳児クラス)の2つに分かれますが、この日は、みんな一緒に歌を歌いました。

♪Under the Sea♪です。

英語で歌っています。みんな歌詞を覚えるのが早いです。

みんな大好きな歌なので、自然とリズムに合わせて歌いながら踊り始めました。

可愛いですね♡

♪Under the Sea♪

The seaweed is always greener
In somebody else’s lake
You dream about going up there
But that is a big mistake
Just look at the world around you
Right here on the ocean floor
Such wonderful things surround you
What more is you lookin’ for?
Under the sea
Under the sea
Darling it’s better
Down where it’s wetter
Take it from me
Up on the shore they work all day
Out in the sun they slave away
While we devotin’
Full time to floatin’
Under the sea

 

英語の活動の様子です。

 

 

~ 夏真っ盛り! 楽しいプール遊びの様子です。~

大好きなプール、水遊び!!

子ども達にとって、夏は、最高に楽しい季節です。

大好きな夏の思い出をたくさん作りましょうね。

 

プール遊び楽しいね♡

 

今しかできない遊び、活動だからこそ、今たくさん経験することに意義があるのです。

今しかできない遊びは、今しか学べない大切なことですね。

 

<引用・参考文献>

【脳外科医が解説】バイリンガル脳の構造や特徴、育て方とは(ソクラテスのたまご)

How to address a teacher around the world (Expatica)