8月のサマースクールでは『食育』をテーマに活動してきました。
食育は、一回のイベントで身に着く分野の教育ではなく、日々の活動の中で少しずつ積み重ねていくべき教育であると考え、食育に関する紙芝居や絵本、マグネットシアターやエプロンシアターといった教材を数多く揃え、毎日の保育の中に取り入れていきました。
子ども達にはそれぞれ苦手な食材があり、保育者としては「バランスの良い食事の大事さ」「もったいないと思う気持ち」等を少しでも身に着けてもらいたいという思いが常にあるのですが、上記の教材を用いることで日々異なるアプローチで楽しく食育を行うことができました。
そのような食育の中で、8月24日にはイベントとしてクッキングを行いました。
メニューは、きゅうりに塩昆布を和えて叩くというもので、今回の目玉のねらいは、ずばり包丁を使ってみます!
怪我に繋がってしまいそうな活動ですが、やはり毎日家庭で使うものを使ってみたいという欲求が子どもにはありますし、安全や衛生に十分に配慮した上で実行しました。
まずはアドベンチャークラスにきゅうりの登場です。
一本を半分にしたものを子ども一人分としました。
次にお手本を見せます。
子ども達から少し遠いですが、包丁を使うのでこれが限界でした。
今回の注意ポイントは”ネコの手”です。できるかな?
順番に前に出て、ビニール手袋を装着し、一人ずつ切っていきます。
まずきゅうりを選んで、
包丁を持っていない方の手をネコの手にして切っていきます。
怪我のないように必要に応じて援助します。
切ったきゅうりは、ジップロックに入れて、塩昆布も入れ、そして…
叩きます!
持っているのはサランラップの芯です。
みんなでいっぱい叩きまくりました!
エイッ!!!
そして、
スタークラスのみんなも…
エイッ!!!
エイッ!!!
エイッ!!!
エイッ!!!
エイッ!!!
エイッ!!!
見事叩かれたきゅうりはランチに登場し、みんなで美味しく食べました。
みんなで叩いたきゅうりは美味しかったようで、普段あまりお野菜を好んで食べない子も食べられており、やってよかったなぁと思いました。
あわよくばきゅうりを好きになってもらいたいですが、慌てずゆっくりこれからも食育を続けていき、少しずつ好きになってもらえれば良いかなと思います!