フロンティアキッズの園の特色の一つでもあるモンテッソーリ活動について、今日はにじクラスでの活動の様子をご紹介します。

モンテッソーリ教育については初めて耳にする方も少なくないと思いますが、最近では将棋棋士の藤井六段が受けていた教育としてメディアでも話題になりました。

簡単に話しますと、子どもたちの自立に向けての成長を大きなねらいとして、日々の生活の中での見守り、そしてモンテッソーリ教具を使った「お仕事」と呼ばれる時間を大切に日々保育にあたっています。

感覚教具の代表的なものであるピンクタワーと茶色の階段に取り組んでいます。太さや大きさを視覚的に感じ、タワーにしてみたり、階段状にします。茶色の階段はできた階段にビー玉を転がすと綺麗な音色で転がるので、好きなお子さんは何度も何度も転がして楽しんでいます。階段になっていないと、ビー玉は途中で止まってしまうので、自分で気づき、自己訂正ができます。

コーヒー豆を挽くお仕事は、力がいるお仕事ですが、コーヒーのとても良い香りを楽しむこともできるお仕事で、人気のお仕事の一つです。「お父さんにあげるんだぁ～」と挽き終わったものを嬉しそうに袋へ移していました。

ペグさし板やねじ回しのお仕事は指先きを使うお仕事ですが、にじクラスのお友だちは細かなものも指先で扱えるようになり、新しいお仕事にも興味津々で取り組んでいる姿が見られます。

少しずつクラスも落ち着いてきて、モンテッソーリ活動の時間も集中して取り組むことができるようになってきました。目の前にあるやりたいことに取り組んでいる時は静かに集中して取り組み、できたという喜びから子どもたちの表情には笑顔も見られます。