2017年6月 巻頭文
モンテッソーリ教育の研修を受けながら、子どもたちと生活していく中でさまざまなことが、
この教育とつながっているのだと感じさせられます。
そのひとつに、じっくり見る、そして 待つということがあげられます。
子どもたちが夢中になっていることが何なのか? 大人も見ていればわかるでしょう。
つい口出し、手出しとなりがちですが、そこは ぐっと我慢して思う存分楽しんでいる姿を
こちらも一緒に『そっと』楽しむ余裕を持てると良いですね。
子どもから目を離さないことは大原則ですが、子どもが手伝って欲しいなどと
大人を求めるかもしれません。そんな時は、さりげなく姿を見せて「出来ることは全て任せる。
出来ないことだけ最小限の援助」を心がけてはいかがでしょうか。
フロンティアキッズ新宿 施設長 及川 尚子