2017年11月 巻頭文
子どもはエネルギーが有り余っていて活発で、大人のように義務や習慣では寝られません。
意外にも人が寝付くまで大人で平均18分、赤ちゃんや子どもでは平均約30分と言われています。
0~6歳の子どもに必要な睡眠時間は、夜間睡眠で9~11時間、それにプラスお昼寝。
でも、必要な昼寝の時間は個人差があり、その子にもよります。しかし、睡眠不足は子どもの
慢性疲労症候群の原因になり、「朝からボーっとしている」「日中極端に長く不機嫌である」など
の場合は要注意です。
まずは寝るための準備を整えることを考えてみましょう。
いくつか例があるので参考にしてみてはいかがでしょうか。
寝る前の『おやすみツアー』はこれから寝るという意識付けになり有効だとか。
おもちゃやテレビ、キッチン、お風呂場などおやすみの挨拶をして回ります。
また、人形を寝かしつける行為もおすすめ。
子どもが人形を寝かしつけながら寝落ちしてしまうということもあるんだとか。
ただ、寝る部屋には気が散ってしまうようなもの(お気に入りのおもちゃなど)は置かない方が
賢明です。
部屋を真っ暗にする方法もありますが、怖がる子には暗めの間接照明を足元に置くなどの
工夫をしてみるのも良いかもしれませんね。
フロンティアキッズ新宿 施設長 及川 尚子